前回記事(こちらから読めます)の続きです。
仮装をした中で、ここはこうすればよかったなあ、とか、ここはこだわったので知って欲しい、というポイントがいくつかあります。この記事はそのまとめです。
前回同様、コスプレの写真がありますので、嫌な人は見ないでください。また、ひっそりと格納しているかもしれませんが、それもお許しください。
◎髪型のこと
これはちょっとかなり心残りです。
お会いしたことがある方はお分かりだと思いますが、私は地毛が茶色くて、染めていると勘違いされることもたまにあるくらいなのですが、これが全然ムーランらしくないのが悩みだったんですね。
でも、私は、アニメ版にできるだけ似せるというよりは、「もし本当にムーランという女の子が飾らずにそのへんにいたらこういう感じなんだろうなあ」というのを、着ている自分だけでも感じられるようにしたかったので、絶対に地毛でやりたかったんです。特に、ルーツを同じくする東アジアの女の子をやる上ではウィッグを被りたくなかった。妙な意地で、いらないこだわりですが、私にとってはとても大切なこだわりでした。
そういうわけで当日は地毛のまま、髪に黒いカラーワックスを塗りました。でも元が茶色なせいであまり黒くならなかった……。もしリベンジマッチの機会があったらもう少し考えます。

◎メイクのこと
私はそもそも普段のお化粧があまり得意ではないので、メイクはどうしていいかわからず友人に相談しきりでした。自分でもいろいろ考えていたのですがなかなか難しく……。どうしよう、と思っていたところに、一つ思い出したことがありました。
あ、昭姫の真似すればいいかも。

昭姫というのは、宝塚歌劇団の月組が数年前に上演した「応天の門」という作品に出てくる女性の名前です。応天の門は菅原道真の若い頃の話で、昭姫は道真が都で知り合う店の、ちょっと得体の知れない感じの美人の女主人なのですが、これを演じた海乃美月さんと私は顔系統がなんとなく似ているんですね(脚の長さとか顔の大きさとかがガチで違いますけど)。その上、昭姫は唐から流れてきた人という役回りなので、中華美人のメイクには参考になるぞ! と思い、本当にちょっとしかない写真を眺め回してメイクを研究しました。
ノーズシャドウにオレンジのチークを混ぜて赤っぽいシェーディングにすることと、下のアイラインを濃いコーラルピンク(リップライナーを使いました)で跳ね上げる形で引くこと、この辺りは特に参考にしました。
でも写真に撮るとメイクって本当に薄くなりますね…。これはちょっとかなり残念でした。ノーズシャドウも下のアイラインもすごく気に入っていたからです。

仮装ディズニーハロウィンはこの一回きりでいいや、と思っていたのですが、リベンジしたくなってきています。予約とかの関係で今年はもう無理だけど、来年どうしようかな〜。やっぱり髪のことと合わせて、リベンジマッチをやりたい気もする…。パークでやらなくてもいいんだけど、このメイクだけでももう一度やりたいなあ。
◎小道具のこと
竹簡を頑張って作ったので、これは持って行ってよかったなと思います。ムーランの詩が書かれた(「書かれた」にも何種類か意味がありますが)時代のその場所でどんな文字が使われていたか、私はあまり詳しくないのでちょっとわからないのですが、少なくとも中国全土のどこかに篆書体がすでに存在していたことは確かと思われるので、それ以上は深入りせずに篆書で写すことにしました。結構かっこよくなったので、この判断はよかったな〜と思っています。
「木蘭辞」の竹簡を持ってインパしたのはパーク史長しと言えども私一人くらいのものじゃないでしょうか。

そもそもの元ネタの映画がファンタジック中国史観なので、あまり気にしすぎるのはやめようと思って、それ以上考えるのをやめました。


転写についてはこちらの記事を参考にしました。ありがとうございます。
◎衣装の刺繍アップリケ
こちらの準備記事でも書きましたが、胸と背中にアップリケをつけたのは本当にお気に入りです。ブラウス・靴・靴下以外は手作りですが、特にお気に入りなのがこのアップリケです。

準備記事では「和彫の刺青のイメージ」と書きましたが、実はバレエ版(アシュトン版)の「真夏の夜の夢」のタイターニアやオベロンの衣装やメイクのイメージでもあります。どこからが肌で、どこまでが木々や花なのかわからないあの妖精っぽい感じがとても好きで、それを参考に、服と一体化した花を衣装につけたかったんですね。ムーランは花の名前を持つ女の子で、物語もさまざまな自然の中で繰り広げられるものなので、そういう要素を付け足したいと思って、こういうアップリケをつけることにしました。
刺青イメージもオベロンと同様の印象からくるもので、花が生地(=肌)にそのままくっついて服(=体)の一部になっている感じを出したかった、という意味です。これはまあまあ上手くいった気がしています。

◎いったんのおわりに
というわけでこの記事は自分用の備忘録という感じになりましたが、これも残せてよかったなーと思っています。次の記事が多分最後で、写真を一緒に撮ってくださった方のお話をまとめておこうと思います。というわけでまたまたいったんおわりです。
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